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きもの雑学

羽織とコートの違い
昨日着物の内側で出来る防寒に関してご紹介しましたが、今回は外側のお話。 「羽織」と「コート」の違いについてご紹介したいと思います。 「羽織」や「コート」について、皆様どのようなイメージをお持ちでしょうか。 「羽織」は羽織ってから羽織紐で留めるので、内側の着物のお洒落が見やすいです。 また、羽織や着物に似合う羽織紐を見つけるのもコーディネートとして楽しめます。 対して「コート」は上から下までしっかり...
振袖着用時の注意シーンベスト3!
今日街中で振袖をお召しになっているお嬢様を見ました! とっても素敵で思わず見とれてしまいました。おめでとうございます。 今日はお天気がよかったのでお召しになっていても大変じゃないと思うのですが、成人式を迎える皆様へご着用の際に気をつけていただきたいポイントのご紹介したいと思います。 振袖をお召しになる方の多くは初めて着る、もしくは着慣れていない方かと存じます。 そこで気をつけていただきたいシーンベ...
男性着物のお洒落
当店へのお問い合わせとして「男性用の着物は柄があるものはないのですか」「色柄など、男性もお洒落な着物が着たい」というお言葉をいただくことがあります。 男性用のお着物はどうしても地味になりがちです。 というのも、お色味や柄にあまり種類がないためです。 男性のお着物は基本的には無地や細かい柄のものが多く、生地感や折りを楽しんでいただくことが多いです。 絵羽柄や華やかなものをご所望の方には舞台用のお着物...
振袖着付け体験
先日、マレーシアからのホームステイ中にご来店くださったお客様のご様子です。 赤いお振袖をご用意し、簡易的にですが着付けの体験をしていただきました。 葛西屋の庭園は紅葉まっただ中! 四季の移ろいを感じていただける素敵な季節にご来店いただけました。 当店の茶室は成人式の前撮りでも使用しております。 窓を開けると緑が映える、素敵なロケーション。 実際に茶道教室でもご利用いただいている本格的なお茶室でヨシ...
和染紅型メーカー 京都 栗山工房様へ訪問
栗山工房さんは、京都高雄の山中にひっそりと構えていらっしゃいました。 紅葉が紅く輝いている綺麗な景色の中にあります。 栗山工房様は、全ての染め工程を一貫して行っております。 図案に倣って色差しをしております 型彫りをする場所からは、真っ赤な紅葉がきれいに見えました 型で糊伏せした後、乾かしているところです 地色を染めるために、柄部分を手作業で乗り伏せしています。 型紙で柄部分を糊置きしています こ...
山形県米沢市の野々花工房様へ訪問
山形県米沢市の野々花工房様は、草木や花の染物を得意とする、伝統工芸染色のメーカーです。 ホームページhttp://www.omn.ne.jp/~nonohana/ 今回は、6代目の諏訪様に案内していただきました。 桜の染料です。 木の枝や皮を煮出して作られます。 桜色に染められた糸です。 藍の釜です。藍は、すくものが手に入りにくくなってきているそうで、より貴重になってきています。 染色した糸の巻...
山形県米沢市の新田織物様へ訪問
米澤藩主 上杉鷹山によって広められた 米沢の絹織物。 その中でも、紅花染や袴地での有名メーカー、新田織物さんへ訪問させていただきました。 https://nitta-yonezawa.com/ 皇太子殿下も行啓された由緒あるメーカーです。 紅花染めのレクチャーを受けました。 工場内は、自動織機の音が響き渡っていました。 大変趣のあるお庭や建物で、老舗の素晴らしさを体感いたしました。 当店は、全国...
新潟県十日町へ出張!
みなさんこんにちは!振袖大好き七代目です! 皆さん、新潟県十日町市を知っていますか? 着物業界の方なら言わずと知れた着物の産地! 染め、織り、加工、シミ抜き、なんでも揃っているのが十日町市です。 今回は松戸から車????で出張へ行って来ました! 高速道路が整備されているので、松戸からは、外環→関越→六日町IC→十日町というルートを、大体3時間くらいのドライブでした! で、何をしに行ったのかと申しま...
誂えの浴衣
皆様、こんにちは!葛西屋七代目です。 葛西屋がある千葉県松戸市は、ここのところ25度を超える夏日が続いており、真夏に比べて蒸し暑さはないものの、暑い日々が続いております。 やはり暑い日が続くからでしょうか、今週は浴衣、特にオーダーメイドの誂えの浴衣がよく動きました! 上の写真は、当店の水玉好きのお客様のために仕入れたもの! 早い者勝ちですので! 明日は月曜日!週の始まりですが、皆様、来週も充実した...
振袖選び 購入する?それともレンタル?
こんにちは。葛西屋の中山です。年の瀬迫り、あと3日で2016年も終了!ですが、当店には、再来年の成人式のご準備のため、振袖のお客様が多数みえられています。 ご来店されるお客様に結構聞かれることは、「購入とレンタル、どっちがいいの?」それぞれのメリット、デメリットをご紹介しましょう! 【メリット】1.購入の場合 ・自分らしい着姿が楽しめる ・成人式以外にも何度も着ることができる ・思い出の品としてい...
七五三のお祝い[七歳のお祝着]
こんにちは!葛西屋です。 お久しぶりの更新となりましたが、七五三のお祝着シリーズ最終章今回は七歳のお祝着についてご紹介します 七才のお祝いは「帯解き」といって、付紐をとった本裁ちのきものを着て、初めて帯を締めて祝う儀式です。きものは体に合わせて肩上げをして、おはしょりを作って祝帯を締めます。三歳のお祝いと比べて、一気に大人っぽくなりますね初めて帯を締めることで大人の仲間入りを祝う儀式ですが、七...
七五三のお祝い[五歳のお祝着]
こんにちは!葛西屋です。 先日七五三の三歳のお祝着についてお話ししました。今回は好評第二弾五歳のお祝着についてご紹介します 五才のお祝いは男の子が袴をつけるようになる通過儀礼、「袴儀(はかまぎ)」がお祝いの風習として残ったものと言われています。この時期を成長段階の第一区分と考えていたんですねまた、地方によってはこの男の子のお祝いを三歳でするところもあるそうです。「三歳は女の子だけのお祝いかと思...
紬の種類
こんにちは、葛西屋です。 最近なんだか涼しくなってきましたね!このような時、紬の着物をおめしになってはいかがでしょうか。例えばお店に並んであるものだと… 大島紬の反物が置いてあります。※大島紬とは 鹿児島県奄美大島が発祥の絹織物。光沢のあるしなやかな地風が特徴で、独特の黒褐色の地色をもつ泥染の泥大島が有名です。(ほかにも藍大島、泥藍大島、夏大島、色大島や白大島がある)現在では、奄美大島と鹿児島...
七五三のお祝[三歳のお祝着]
こんにちは!葛西屋です。 好評開催中の秋の葛美会では沢山の商品を用意しております。本日は、その中から三歳のお祝着についてご紹介します そもそも七五三はお子様の成長を祝い、お子様自身にもその自覚を与えるためのものです。親御さんにとってもお子様にとってもお祝いですね 「七五三のお祝い、お参りは11月15日」という風習がありますが、これは旧暦では11月が一番最初に決まり、そこから新月を境にして次の月が決...
【問題】きもの一枚作るのに何匹の蚕が必要なのでしょうか?
みなさんこんにちは! 葛西屋七代目コウイチです。今日も昨日に引き続き暑いですね! 本日、当店二階ホールでは、子供文化教室が開催されております。 なんかせわしい現代に、和の文化で自国の文化を子供のころからじっくりと見つめることは、大切なことですよね。 ということで、我が国の産業の基となった養蚕業のお話は昨日のブログで見ていただくことにして、それに関連したお話をさせていただきます。 ここで問題、きもの...
日本の絹のお話
こんにちは。7代目コウイチです。 今日は、暑い暑い暑い。蒸し暑い。もう夏か。って思うくらい。 きものは既に単衣を着たいくらいです。 さて、今日は日本の絹のお話。 このシール、見たことある方もいらっしゃると思います。 でも、この表記実はとても紛らわしいのです。 「日本の絹」の下に小さく「この絹の裏地は日本で織った ものです」と書いてあります。 実は、織ったのが日本であるだけで、絹糸は、外国産なの で...
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