かさいやブログ

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葛西屋七代目当主が定期的にお送りする徒然日記

2025.10.17

【老舗の視点】振袖の「柄」に込められた意味とは?成人式で後悔しないための選び方

2025.10.18 選び方 | 商品の紹介
いつも葛西屋呉服店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。七代目当主が定期的にお送りする徒然日記、今回は成人式の振袖選びについてお届けします。
秋も深まる10月は、来年以降(2027年、2028年など)にご成人を迎えられるお嬢様方にとって、いよいよ振袖選びが本格化する時期です。華やかなカタログや展示会を目にする機会も増えていることと存じます。
振袖を選ぶ際、色や形、そしてコーディネート(半衿や重ね衿といった小物、草履 など)に注目が集まりますが、最も大切なのは「柄(文様)」に込められた意味を知ることです。
振袖の柄に込められた、未来への願い
振袖に描かれる柄の多くは、単なるデザインではなく、お嬢様の未来を祝うための吉祥文様(縁起の良い柄)です。天保10年(西暦1839年)創業の葛西屋 は、180年以上にわたり、時代を超えて愛され続ける古典柄の持つ力と美意識を大切にしてきました。
例えば、多くの振袖に見られる柄には、以下のような意味が込められています(振袖の柄・文様については、選び方のコツや意味を解説する動画もございます)。
桜、梅、菊:季節を問わず、美しさや長寿を願う意味が込められています。
鶴、亀:長寿吉兆の象徴です。
熨斗(のし):人とのつながりや、祝い事の象徴です。
近年、濃い色の振袖などトレンドもございます が、私たちは、流行に流されることなく、お嬢様が「ハタチのお祝い」にふさわしい、一生の記念になるような美しい文様を身にまとうことをおすすめしております。
振袖選びは「本物」を知る老舗へ
華やかな展示会など、多くの振袖をご覧になる機会がこの時期にはございますが、振袖選びは「一生に一度」の、ご家族様にとっても大切な思い出作りです。
私ども葛西屋呉服店では、品揃えの豊富さだけでなく、天保年間から受け継いできた確かな目利きで、「本当に良い振袖」とは何か をお客様にお伝えしております。
「ママ振袖(お母様の振袖)」を今っぽく着こなしたい方へのご提案
振袖の汚れやお手入れ方法に関する知識
成人式当日のマナーや所作に関するアドバイス
といった、購入からアフターケア、前撮り撮影会 に至るまで、お客様が安心できるようトータルでサポートさせていただきます。
特に、振袖をご購入いただいたお客様には「9大特典」を、レンタルのお客様には「5大特典」をご用意しております。お嬢様、ご家族様のご希望を丁寧にお伺いし、ぴったりの一枚をご提案いたします。
ご来店予約、心よりお待ちしております。
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葛西屋呉服店 〒271-0091 千葉県松戸市本町8-4 TEL:047-367-2026 来店予約はこちらから