こんにちは、葛西屋です。
先日、中部小学校2年生の生徒さん達が見学にきました。
きもののことや、お仕事で使うハサミや尺差(しゃくざし)の説明、きものに関するビデオを鑑賞し、お店にあるお蔵・お茶室を見に行っていただきました。
これを機会に、きもののこと、葛西屋のことを少しでも理解してもらえたら、大変うれしく思います。
さて、今回は「吉祥文様」についてご紹介いたします。
吉祥文様(きっしょう-もよう)
文様の名。吉祥は、めでたいこと、よいしるしを意味する語で、瑞祥(ずいしょう)ともいう。えんぎがよく、幸福のしるしとして用いる文様。
鳳凰(ほうおう)、雲鶴(うんかく)、鶴、亀、牡丹、瑞雲(ずいうん)、松、竹、梅、扇、宝船、宝尽くしなど、その種類は多い。吉兆文様ともいう。
【参照:きもの用語辞典】
主に振袖・祝着につかわれる文様で有名です。
写真の振袖には数多くの文様がございますが、その中で今回は、「松竹梅(しょうちくばい)」をピックアップします。
●松竹梅
冬の寒さに耐えて松、竹は緑を保ち、梅は花を咲かせるところから、中国では歳寒三友(さいかんさんゆう)として君子の節操を象徴するものとし、画題のひとつになりました。
日本でも古くからめでたいものとされ、祝儀の文様として欠かせず、晴着の帯や留袖、振袖などに用いられます。
【参照:文様図鑑】
数多くの文様がございますので、これから吉祥文様を1つ1つ紹介してまいります。
参考文献
・「保存版 きもの用語事典」 監修:木村孝
・「【カラー版】文様図鑑」 監修:木村孝
葛西屋呉服店
千葉県松戸市本町8-4
電話047-367-2026
ホームページhttps://www.kasaiya.co.jp
最近の記事
- 【振袖トレンドを紐解く】老舗呉服店が教える「濃い色」振袖を自分らしく着こなす秘訣
- 【老舗の視点】振袖の「柄」に込められた意味とは?成人式で後悔しないための選び方
- 【早期が鍵】後悔しない振袖選びはいつから?葛西屋がお届けする最新準備ガイド
- 【速報】きくちいま×葛西屋の新作、発表間近!京都での会議を終えて
- 店内に、葛西屋の「蔵の記憶」を展示しました
- 【葛西屋店主の見聞録】世界のカバン博物館──「包む」ことの美と機能、その原点を訪ねて
- 【開催中!】夏の小物展で浴衣・夏着物を彩る涼やかアイテムのご紹介
- 【大発見!】蔵から出てきた「ライフアップ松戸」誌でタイムスリップ!
- 186年の老舗が見たスペシャライズド松戸
- 松戸花火大会 2025協賛者席プレゼント


