今回の京都出張では、帯の産地へ赴きました。
爪綴れ帯のメーカー、西陣 石川つづれさんです。
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爪綴れ帯は、柄の細かい糸の綴れを、ヒトの手の指の爪を使い、織っていく技法です。
職人さんの爪を見せていただきました。
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ギザギザにヤスリで削っているのがお分かりになると思います。
この爪を使い、糸を寄せていきます。
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この写真では、柄が分かりにくいと思います。
こちらは裏側で、柄は、鏡を見ながら、確認して織っていきます。
裏側の柄の様子はこちらです。
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柄が立体的に出ていて、素晴らしいですね。
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足で縦糸を上下させながら、横糸を織り込んでいます。
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この地道な作業を行い、日本の伝統工芸、爪綴れ帯が完成します。(下記の写真は、織っている帯と柄が異なります)
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いま、西陣をはじめ、日本の伝統工芸を守る職人さんが高齢化し、後継も少なく、このままでは、技術の伝承がなされない、と危機感を抱いております。
しかし、今回訪問した石川つづれさんでは、20代の女性が機織りをしており、少し安心いたしました。
これからも、呉服の伝統工芸を絶やさぬよう、川下の小売の立場ではありますが、応援して参りたい、と心に誓った所存です。
葛西屋 店主
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