染工所は、現在都内に5件、宇都宮の1件をいれて、
関東に6件しか残っていないそうです。
私たちが伺った染工所には、
若手の職人さんも結構いらっしゃいました。
後継者がいるということは、
とても安心なのではないかと思いました。
と同時に、東京本染という
注染の技術を伝えていくことができますし、
私たちも東京本染のゆかたを手に入れ、
着ることができるということです。
今は、ワンピース感覚のきれいな柄のゆかたも
沢山出回っています。
それらはスクリーン染めだからこそ、
いろんな色で、柄がきめ細かくできるのです。
それはそれで、可愛らしく華やかですが、
そのゆかたを卒業する時がきたら、
ぜひ手仕事の本染めのゆかたをお召しになってみてください。
きっと、女っぷり、男っぷりが上がることでしょう。
以上、ゆかたの染工所を訪ねてを終わります。
最近の記事
- 【振袖トレンドを紐解く】老舗呉服店が教える「濃い色」振袖を自分らしく着こなす秘訣
- 【老舗の視点】振袖の「柄」に込められた意味とは?成人式で後悔しないための選び方
- 【早期が鍵】後悔しない振袖選びはいつから?葛西屋がお届けする最新準備ガイド
- 【速報】きくちいま×葛西屋の新作、発表間近!京都での会議を終えて
- 店内に、葛西屋の「蔵の記憶」を展示しました
- 【葛西屋店主の見聞録】世界のカバン博物館──「包む」ことの美と機能、その原点を訪ねて
- 【開催中!】夏の小物展で浴衣・夏着物を彩る涼やかアイテムのご紹介
- 【大発見!】蔵から出てきた「ライフアップ松戸」誌でタイムスリップ!
- 186年の老舗が見たスペシャライズド松戸
- 松戸花火大会 2025協賛者席プレゼント
