こんにちは!葛西屋です。
お久しぶりの更新となりましたが、七五三のお祝着シリーズ最終章
今回は七歳のお祝着についてご紹介します
七才のお祝いは「帯解き」といって、付紐をとった本裁ちのきものを着て、初めて帯を締めて祝う儀式です。
きものは体に合わせて肩上げをして、おはしょりを作って祝帯を締めます。
三歳のお祝いと比べて、一気に大人っぽくなりますね
初めて帯を締めることで大人の仲間入りを祝う儀式ですが、七歳となると思い出として大人になっても覚えていることが多いと思います。
ご本人様にとってもご両親、ご親族にとってもきっと感慨深い思い出となることでしょう…
最近では七歳のお祝着も豪華な絵羽模様が多く、お振袖の様に華やかです
七歳のお祝着は帯の下の部分に『志ご貴』を巻きますが、志ご貴は昔、おひきずりが当たり前だった頃に
裾を上げる為に使っていました。(おはしょりを留めるためのもの)
現在はおはしょりをして着付けますので、しごきは舞妓さんが遠出をする時や、装飾として七五三、花嫁衣裳に結ぶ時に使用します。
腰紐の代わりだったんですね!
三回に渡るお祝着シリーズ!
楽しんで頂けましたでしょうか?
「これはなんで必要なんだろう?」「どんな役割があるのだろう?」と一つ一つ疑問に思って調べてみると色々なことがわかって、古の日本に想いを馳せることが出来ました。
どこかで皆さんのお役に立てる情報を発信できていたら…と思います
次の特集もお楽しみに
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